FIELD GUIDE / 02

小さなラベルに、
大切な情報を。

採集ラベルと同定ラベルの役割を、実例から学びます。

DATA LABEL

JAPAN: Osaka
Minoh, 180 m
9.IX.2026
M. Example leg.

IDENTIFICATION

Papilio xuthus
Linnaeus, 1767
det. M. Example, 2026

基本は「どこ・いつ・誰」

採集地は国・地域・具体的な場所を、日付は分かる精度まで記録します。採集者はその標本を採った人です。同定者とは別です。

採集ラベルと同定ラベル

採集ラベルには採集地・日付・採集者を、同定ラベルには学名・同定者・同定日等を記載します。同定が変わっても元の記録を残し、履歴を追えるようにしてください。

leg.
採集者を示す略記。例:M. Example leg.
det.
同定者を示す略記。例:det. M. Example, 2026

日付は曖昧にしない

2026-09-09は年月日順の表記です。昆虫ラベルでは9.IX.2026のように月をローマ数字で書く慣習もあります。これは唯一の国際標準ではありません。分からない月・日を作らず、収蔵先の指定を優先してください。

I Ⅱ Ⅲ Ⅳ V Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ X Ⅺ Ⅻ
1月から12月

長い情報は、無理に詰めない

文字を極端に小さくするより、ラベルを分ける・省略せず記録を別途保管する方法を考えます。印刷後は実物の大きさで読み、標本と取り違えないようにします。

参考:Smithsonianの昆虫標本ラベル情報の読み取り案内
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