標本づくり実践コース

昆虫標本の採集・入手記録|何を書けばよい? 紙のメモから台帳へ

MushApp · · 約7分

標本の由来は、形を見ただけでは取り戻せません。作業を始める前に、記録の抜けを確認します。

アプリの広告やナビゲーションを省いた、この記事の印刷画面を開きます。

まず、ここだけ

分からない値を作らず、観察した事実と推定を分けて残します。

採集時に残したい情報

国・地域・具体的な場所、分かる精度の日付、採集者を記録します。同定名だけを書いても、採集の記録にはなりません。位置の推定や地名検索を使った場合は、その根拠もメモします。

参考・出典:Smithsonian:昆虫標本ラベルの採集情報

仮番号付きのメモ例

仮番号:TRAIN-001(架空例)
採集地:Japan, Osaka, Minoh / 詳細は元メモ
採集日:2026-10-07
採集者:M. Example
入手経緯:自然死した個体を確認して回収
状態:右前脚欠損。乾燥している
同定:未確定
写真:TRAIN-001-top.jpg / TRAIN-001-side.jpg

写真は背面・側面などの向きもファイル名や台帳に残すと探しやすくなります。公開する写真から位置情報が漏れないかにも注意しましょう。

購入・譲渡・発見の場合

購入日を採集日として埋めません。売り手のラベルを保存し、分かる採集情報と、購入・譲渡された経緯を別に残します。採集者不明なら自分の名前で穴埋めしません。

死んだ個体を発見したときは、発見日・発見場所・回収者を記録し、死亡した日や元の生息地点を確定したものと扱いません。手元の台帳にこの区別を残してください。

採集する前の確認

土地・施設の管理者のルール、保護対象、持ち出し条件を確認します。地域・種・時期で条件が違い、「普通種ならどこでも採ってよい」とは言えません。採集を伴わない観察写真から始める選択肢もあります。

このページは採集の法的許可を与えるものではありません。判断できない場合は管理者や自治体等に確認してください。

台帳に移すとき

できたことを確認チェックは保存・送信しません。ページを開き直すとリセットされます。

ラベルに載せる内容を確認して、紙と台帳を対応させます。

一般的な入門解説です。分類群や収蔵機関によって適した方法は異なります。掲載例は説明用で、実際の標本情報ではありません。出典の図を参照し、実物で判断に迷う場合は専門家へ相談してください。

標本づくりコースの次のステップ

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